イチケイのカラスの意味が判明?カラスは神話からで法服の色との共通点も!

月9ドラマ「イチケイのカラス」が好評を博しています。

裁判官たちの知られざる日常、仕事にかける熱き思いを描くドラマで、主演の竹野内豊さんと黒木華さんの演技が絶妙にはまっています。

ドラマを観ていると、オープニングで真っ黒なカラスが数字(ドラマの話数)を咥えて現れます。

そういえばタイトルにもなっているこの「カラス」、いったいどういう意味が込められているのでしょうか?

本記事では「イチケイのカラスの意味が判明?カラスは神話からで法服の色との共通点も!」と題し、ドラマ「イチケイのカラス」の知られざる意味合いや、神話にまつわる話、さらに裁判官の法服の色についてまで、深く内容を調べてみました。

「イチケイ」とは何なのか、どうして「カラス」なのか、気になる方はぜひご確認ください!

 

イチケイのカラスの意味が判明?

ドラマタイトルの「イチケイのカラス」。

よく考えてみるとほとんどカタカナで不思議な響きですよね。

そもそもどうしてこんなタイトルになのでしょうか。

「イチケイ」と「カラス」に分けて調べてみました。

意外な事実を下記でご紹介します!

 

イチケイとは何の略?

「イチケイ」とは、武蔵野地方裁判所第1刑事部の省略語です。

裁判官の主人公たちは、そこで刑事裁判を取り扱っています。

「武蔵野地方裁判所第1刑事部」だと長いので、カタカナで「イチケイ」と縮めているようです。

とても分かりやすいですね!

公式のSNSでも「イチケイ」のタイトル由来については触れられています。

 

ドラマ第1話に出てきた絵

ドラマタイトルにある「カラス」とは何のことなのでしょうか。

初回放送をご覧になった方はご存じかもしれませんが、入間みちおが大きなカラスの絵を飾るシーンがありました。

坂間千鶴とふたりがかりで運んでいたその絵には、金色の下地に1匹の黒いカラスが描かれています。

入間みちおは坂間千鶴に「イチケイのカラスになれ」と絵を示し告げます。

ドラマのオープニングにも出ているカラスは、この絵と同じものだと思われます。

 

イチケイのカラスのカラスは神話からで法服の色との共通点も!

入間みちおの言う「イチケイのカラスになれ」とは、いったいどういうことなのでしょうか。

実は、入間みちおの示した絵のカラスには足が3本ありました。

これは神話に出てくる八咫烏と同じで、意外な意味合いが込められていました。

他にも、カラスの黒は裁判官の法服の色と同じです。

これらの共通点についても調べてみました!

 

神話の「カラス」と裁判官の法服について

八咫烏とは、日本神話で天照大御神が遣わしたとされる鳥です。

足が3本あるカラスで、人々を導く神とされています。

入間みちおが示していた絵にはまさにこの導きの神・八咫烏が描かれていました。

「神話のように人々を導く裁判官となれ」という意味で、坂間千鶴にも見せていたのかもしれませんね。

また、奇遇なことに八咫烏と裁判官の法服の色は同じです。

法服は「何物にも染まらぬよう」公平であるために黒色であるそうです。

このように神話のカラスと裁判官には色々なところで共通点があるようです。

 

イチケイのカラスが毎週楽しみ!

ドラマの竹野内豊さんがかっこいいという感想が多くみられます。

合間に挟まれたパルム(アイス)のCMも素敵でした。

犬にほおずりしているシーンも良かったですね!

第5話で登場した生田絵梨花さんのバレリーナ姿も好評でした。

乃木坂46の彼女は、歌もピアノも踊りもできるそうです。

 

まとめ

「イチケイのカラスの意味が判明?カラスは神話からで法服の色との共通点も!」について、ドラマ「イチケイのカラス」の知られざる意味合いや、神話にまつわる話、さらに裁判官の法服の色との共通点などもご紹介しました。

神話に出てくる八咫烏には足が3本あり、人々を導く神だとされています。

法を取り扱う裁判官も、八咫烏のように正しき方向へと迷える人々を導いていけるようにと、そんな裁判官たちの願いがドラマタイトルには込められているのかもしれません。

また、法服はカラスと同じ黒色ですが、これは「黒がどんなものにも染まらないから」この色と定められています。

常に公正さを求められる裁判官の仕事の難しさは、入間みちおや坂間千鶴の奮闘ぶりを見ていてもよくわかります。

これからもドラマを通して、知られざる法廷の日常を覗いていくのが楽しみですね!