パラサイト家政婦の顔の怪我を考察ネタバレ!雨の日にインターホンに映った意図とは?

パラサイト 家政婦 怪我
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映画『パラサイト~半地下の家族~』に出てくる家政婦が、いまネット上で話題になっています。

大富豪・パク家の住みこみ家政婦の、奇妙な言動と背景の考察合戦が繰り広げられているのです。

映画内で雨の日に、インターホンに映る家政婦ムングァン(イジョンウン)の不気味な姿は印象的でした。

彼女の顔の傷はなぜできたのでしょうか。

怪我の原因は何だったのでしょう?

本記事では「パラサイト家政婦の顔の怪我を考察ネタバレ!雨の日にインターホンに映った意図とは?」と題し、考察をまとめてご紹介していきます!

 

パラサイト家政婦の顔の怪我を考察ネタバレ!

※以下は映画のネタバレを含みます。内容を知りたくない方はご注意ください!

まず、該当シーンまでのあらすじを簡単にご紹介します。

 

解雇された家政婦

話題の家政婦ムングァン(イジョンウン)は、高台の豪邸に住むパク家に雇われていました。

彼女は有能な働きもので、パク一家がやって来る前の住人(建築家の先生)からも、家政婦として雇われていました。

屋敷のことはすべて知りつくしており、パク家から信頼も厚い、ベテラン家政婦です。

ある日、半地下住まいのキム・ギウが、パク家長女の家庭教師としてやってきます。

ギウはソウル大学の学生だと嘘をつき雇われますが、それからも次々と嘘を重ねていきます。

妹のジギョンをパク家長男・ダソンの美術教師にし、父親のギテクをパク家の運転手にします。

それから、母親のチュンスクを家政婦にしたかったので、元々いたムングァンを画策して追い出したのです。

 

元家政婦の顔の怪我はなぜできたのか?

唐突に解雇されてしまった家政婦ムングァン(イジョンウン)は、戸惑いながらも出て行きました。

しかしある豪雨の夜、豪邸に帰ってきます。

ちょうどパク一家はキャンプのため不在で、豪邸には半地下住まいのギウら4人家族しかいませんでした。

ギウたちが豪邸を我が家のように満喫していると、インターホンが鳴ります。

モニターに映っていたのは、雨でびしょ濡れの家政婦ムングァン(イジョンウン)のみすぼらしい姿でした。

以前はきちんとしていた身なりはボロボロで、なぜかその顔は傷だらけ!

家政婦は「地下に忘れ物をしたので取りに来た。入れてほしい」と、何度もインターホン越しに懇願します。

ギウたちは断れず、異様な家政婦を中へ招きいれてしまいます。

ギウの母親・チュンスクが「あんたそれ(怪我)どうしたの?」と聞いても、ムングァン(イジョンウン)は笑ってごまかし、地下へ入っていきます。

映画では家政婦の怪我についてこれ以上は触れられず、観ていて「なぜ?」と疑問がわきます。

 

パラサイト家政婦の解雇理由は夫か?

注目したいのは、家政婦の夫・グンセに多額の借金があった設定です。

映画内では一瞬だけ触れられています。

夫・グンセは台湾カステラ事業に失敗し、借金とりに追われて豪邸の地下へ潜んでいました。

夫の借金のせいで同じく借金とりに追われていた家政婦は、安全な豪邸から身ひとつで追い出されました。

彼女の顔の怪我は、借金とりから逃げるときにできたのかもしれません。

また、家政婦が解雇される際、雇い主の奥さまは波風が立たないよう、自然な理由で辞めさせると言っていました。

具体的な解雇理由については映画内では触れられませんでしたが、それも家政婦の夫が関係しているのかもしれません。

借金取りに追われるような人とは関わりたくない、世間体が悪いから、などと家政婦を追い出しにかかるのは、十分に考えられる理由です。

 

パラサイト家政婦雨の日にインターホンに映った意図は?

夫・グンセが豪邸の地下にいたので、解雇された家政婦はどうしても豪邸に帰ってくる必要がありました。

しかし、なぜわざわざインターホンを押したのでしょう。

解雇された以上、パク一家も、半地下のギウ一家も、元家政婦を中へ入れないかもしれません。

「忘れ物がある」と言われても「じゃあ取ってくる」と言われてしまえばおしまいです。

真正面からインターホンを押さなくても、ガレージが開いたときに忍びこむとか、こっそり塀を越えるなりできたはずです。

それでもインターホンに映ったのは、同情をかうためだったのかもしれません。

折しも家政婦が帰ってきたのは、雷雨・どしゃぶりの夜でした。

濡れねずみになったボロボロの家政婦なら、可哀想に思い、中へ入れてくれるかもしれません。

パク一家の奥様はやさしく単純な性格なので、その可能性は高いと思われます。

断られるかもしれないが試してみようと、インターホンを押したとも考えられます。

 

パラサイト家政婦松本の見解とは?

戻ってきた家政婦の行動について、ダウンタウンの松本人志さんは、テレビ番組『ワイドナショー』でこう見解を述べています。

「元家政婦が訪ねて来ても、普通玄関を開けるか?」

「クビにしたダスキンのおばちゃんを部屋にあげるか?」

たしかにその通りです。

半地下住まいだったチュンスクは、しかし家政婦を招き入れてしまいます。

その場にいた半地下の家族に相談しても良い案が浮かばず、「頼むから入れてくれ」と懇願するずぶ濡れの家政婦をどうすることもできなかったからです。

半地下の家族の嘘がバレかねないのに招き入れたのは、予定外のことに混乱していたからだと思います。

考えるより先に同情心が出たとも考えられます。

元はといえば家政婦に落ち度はなく、チュンスクたちが画策して追い出したので、引け目もあったと思います。

日々の暮らしに苦労する同じ仲間として、見捨てることはできなかったのでしょうか。

チュンスクの根底にあるやさしさが覗き見えた出来事でもありました。

 

パラサイト家政婦を演じた女優について紹介!

ムングァン役:イ・ジョンウン
プロフィール
生年月日:1970年1月23日
身長:不明
日本語吹替(日テレ版):田村聖子
職業:俳優
主な出演作品:『哭声/コクソン』『オクジャ』『あなたが眠っている間に』

ここ数年、無名から一気に世界的役者へと名声を上げた実力派俳優です。

2019年、映画『パラサイト半地下の家族』で釜山映画評論家協会賞、青龍映画賞などの助演女優賞を受賞しています。

2018年には、日本映画「焼肉ドラゴン」にも出演しました。

イ・ジョンウンは自らの目指すところを樹木希林だとしています。

「あまりにも好きで、インスピレーションを受けている」という彼女は、韓国の樹木希林だともいえそうです。

バイプレーヤーとして、これからの活躍がますます期待されています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「パラサイト家政婦の顔の怪我を考察ネタバレ!雨の日にインターホンに映った意図とは?」としてまとめてみました。

ポン・ジュノ監督は、この映画にあらゆる布石と設定をつめこみました。

映画では伝えきれなかった内容を、6時間ほどの映像作品にしたいとも考えているとか。

今回まとめた家政婦の顔の傷・怪我や、なぜ雨の日にインターホンに映ったのかなどについても、その際に明らかにされるでしょう。

映画『パラサイト半地下の家族』は、1月8日に地上波でも放送されます。

未見の方は、家政婦の動向にも注意しつつ楽しんでみてください!