今回は、台風2号2021米軍ヨーロッパ最新進路予想!日本接近いつ?をお届けしていきます。
4月14日(水)台風2号(スリゲ)が発生しました。
まだまだ日本にはほど遠い位置にありますが、なかなか勢力が強いようでこのまま北上した際に日本への影響も心配になってきますね。
台風2号の今後の動きを温帯低気圧に変わるまで、米軍・ヨーロッパ・気象庁などの最新進路予想とともにまとめていきます。
さらにウィンディの予想も加えて更新していきます。
それでは台風2号2021米軍ヨーロッパ最新進路予想!日本接近いつ?をみていきましょう。
Contents
台風2号2021米軍最新進路図
出典:JOINT TYPHOON WARNING CENTER
↑日本時間4月17日15:00
↑日本時間4月20日10:00
米軍での台風2号(スリゲ)の最新進路予想をみていきましょう。
米軍の台風進路予想は米軍合同台風警戒センターJTWCが発表しています。
米軍合同台風警戒センターJTWCとは、アメリカのハワイ州にあるアメリカ国防総省の政府機関のこと。
一般の方でも見ることが可能です。
日本の下で大きな渦がみえると思います。
これが台風2号(スリゲ)です。
米軍の台風進路予想からすると、このまま進むと日本に接近しそうですね。
追記
右に大きく曲がってきているのがわかりますね。
米軍進路予想図の見方
17/0600Zの表記は4月17日6:00ということで、世界標準時刻が明記されています。
日本とは9時間の差が生じるので、+9時間した、17日15:00が日本時間となります。
- 黄色丸:24時間以内に発達する可能性低い
- オレンジ色丸:24時間以内に熱帯低気圧になる可能性がある
- 赤い色丸:24時間以内に台風になる可能性が高い
- 赤い矢印:台風と熱帯低気圧
つまり、赤い色丸が台風たまごで、それが次に赤い矢印になったら、それは台風が発生したということになります。
台風2号2021ヨーロッパの最新進路予想
4月20日現在出典:ECMWF
4月23日予想
4月24日予想
米軍と並んでよく調べられている国外の進路予想といえば、ヨーロッパ中期予報センターです。
精度が世界一を言われているコンピュータを使用しているため、参考にしている人も多いようです。
ただ10日間まとめて予想されているので、数日後の精度は落ちてくるのがデメリットです。
ヨーロッパ中期予報センターも米軍と同じで一般の方でもみることが可能です。
ヨーロッパ中期予報センター最新進路図からみると、日本に近づくのはどうやら4月23日のようです。
ただ、あくまで現在の予想なのでこまめの確認が必要になってきます。
また更新情報を追加していきます。
台風12号2020Windyの進路予想
パイロットや政府機関が参考にしているとされているWindyは、風の動きが細かくみれます。
➡を動かすと風の動きとして台風の進路がわかります。
現在、日本列島の南下に赤色の渦巻きが見られます。
近づいてきているのがわかります。
台風2号2021気象庁の最新進路予想
4月21日3時45分現在
4月17日21時50分出典:気象庁
発生して2日が経過した台風2号。16日(金)には強い勢力となりました。まだ4月というのに、進路予想図はまるで8月や9月のトップシーズンを見ているようです。
台風2号は今後も発達を続け、17日(土)にも非常に強い勢力となる見通しで、中心気圧も925ヘクトパスカルまで下がる可能性があります。
4月に発生した台風が非常に強い勢力となるのは2005年の台風3号以来、16年ぶりのことです。
引用元:気象庁
4月に発生する台風といえばそこまで大きな勢力にならず日本にも影響がないのがほとんどのパターンではないでしょうか。
ただ今回はちょっと様子が違うようです。
なんと、16年ぶりに4月での発生台風としては非常に強い勢力となるようで、今後の進路にも十分きをつけたほうがいいですね。
海面水温
出典:気象庁
一般的に台風が発達しやすい条件は、海面温度が28度程度と、かつ上空の風が弱いことだそうです。
日本近海の水温は太平洋側で20度くらいなんですが、台風2号が北上している海域は29度くらいあるそうでそれが今回の勢力を強めている原因とされるところです。
10月は台風の発生数は少なくなるものの、勢力は維持していくるものもいるので、注意が必要とのことです。
台風2号2021ウェザーニュースの進路予想
【台風2号4月21日3時現在】
存在地域 フィリピンの東
強さ階級 非常に強い
移動 北北西 10km/h
中心気圧 940hPa
最大風速 45m/s
最大瞬間風速 65m/s
台風2号(スリゲ)は非常に強い勢力のまま、フィリピンの東の海上を北寄りに進んでいます。
台風は今後、海面水温の低い領域に入るためだんだんと勢力を落とし、22日(木)には「強い」勢力となる見込みです。
今週後半は次第に進路を東に変え、沖縄の南の海上を進む予想となっています。
本州への大きな影響はないと考えられますが、沖縄ではすでに波が高くなってきており、21日(水)以降は4mを超える波やうねりが予想されています。台風が離れていくまで高波が続きますので注意が必要です。
また、小笠原諸島では週後半から強風や高波の影響が出るおそれがあります。今後の情報に注意してください。
引用元:ウェザーニュース
【台風2号4月17日21時現在】
存在地域 フィリピンの東
強さ階級 猛烈な
移動 北西 20 km/h
中心気圧 905 hPa
最大風速 55 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 80 m/s
現在フィリピンの東に位置していますが、まだまだ進路は今後も不確実性が高いようです。
来週中頃には海面水温が低い領域に達するようでここで勢力を落としてくるかなといったところ。
ただ日本への影響もまだはっきりとわからない状況なので注意が必要ですね。
台風2号2021日本接近いつ?
【台風2号情報】台風の北上に伴い、沖縄はすでに波が高く風も強まりつつあります。最も近づく23日(金)~24日(土)にかけて高波や強風に注意が必要です。https://t.co/iw5RVhxvCg pic.twitter.com/DzcTF4OGdN
— ウェザーニュース (@wni_jp) April 20, 2021
ウェザーニュースの情報によると、23日、24日には沖縄接近する予想です。
4月には考えられないですよね。
台風準備は今年は早めに必要のようです。
今後も最新の情報をお伝えします。
まとめ
今回は、台風2号2021米軍ヨーロッパ最新進路予想!日本接近いつ?をお届けしてきました。
4月にこれほどまでの勢力になるのは、なんと16年ぶりとか。
このまま非常に強い勢力を保ったままなのか心配になってきますね。
アメリカやヨーロッパの気象機関の情報も最新に随時更新して今後の日本接近について追っていきたいと思います。
それでは、台風2号2021米軍ヨーロッパ最新進路予想!日本接近いつ?を読んでいただきありがとうございました。